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        <title>ギリシャの基礎知識</title>
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        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2012</copyright>
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            <title>デルフィ</title>
            <description><![CDATA[<p>アテネから北西へ約170ｋｍ、古代ギリシャの宗教の中心地として栄えたのがデルフィです。パルナッソス連山の懐に抱かれ、眼下にはオリーブ畑、遠くにはコリンティアコス湾を望みます。</p>

<p>かつてこの地ではアポロンの神託が行われていました。信託とは、神の「お告げ」です。この神託をもとに、個人、国家の指導者は国の大事を決定したのです。</p>

<p>メインストリートのパブロウ＆フリダキス通りの南側にはずらりとホテルが立ち並びます。どこも１階はレストランとなっていて、中に入ると山の斜面から眼下のすばらしい眺めを楽しむことができます。</p>

<p>町全体が山の斜面にあることから、通りのところどころに上下に抜ける階段があります。夕方になると、谷のほうから羊の鈴の音が響き、空が茜色に染まるころ、谷をゆっくりと歩いていく羊の群れを見ることができます。</p>

<p>古代世界でのデルフィは、ギリシャの聖域であっただけでなく、全世界の中心「世界のヘソ」と考えられていました。遺跡の入り口から曲がりくねった参道を登っていくと、険しく迫る山をバックにアポロン神殿があります。アテネ人の宝庫や、古代劇場などがあり、さらに上にはスタジウム（競技場）があります。そして「大地のヘソ（オンファロス）」とされた石があります。神託はここで行われていたのです。</p>

<p>神殿の前室の壁には古代賢人の格言が刻まれていました。そのなかのタレスの有名な「汝自身を知れ」という言葉は、当時の生活規範だったといわれています。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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            <title>ギリシャのタクシー</title>
            <description><![CDATA[<p>ギリシャでも日本同様、タクシーを停めるときには手を挙げて合図します。しかしこのとき注意しないといけないことがあります。それは手のひらをひらいたまま、特に開いた手のひらを運転手さんのほうへ向けて合図してはいけない、ということです。つまり、日本式の合図の仕方はご法度ということです。</p>

<p>ギリシャで手のひらを開いて相手に向けることは、相手を侮辱する意味のジェスチャーなのです。手を挙げるときには人差し指だけを出し、指差すように合図をするのが正解です。</p>

<p>これはむしろ日本では、失礼にあたりそうですよね。</p>

<p>また、停留所でバスを待っていても、日本のようにバスが停まってくれるとは限りません。待っている人がいるからといって、停まるとは限らないのです。特に何本かの路線バスが停留所を共有している場合など、合図をしない限りまず、停まってもらえません。</p>

<p>また街を流すタクシーを見ていると、お客が乗っているタクシーに手を挙げて乗り込む人がいます。これがギリシャ流相乗りです。政府は禁止しているということですが、健在のようですね。つまり、ギリシャではたとえ先にお客さんが乗っていても、合図をすればタクシーは停まるということです。そしてタクシーが停まったら、すかさず行き先を告げます。すでに乗っている人と方向が同じなら相乗りさせてくれるのです。料金はどうなるのだろう？とちょっぴり不安になりますが、メーターは運転手さんの頭のなか・・・という感じでしょうか。でも、庶民の足であるタクシーは、それほど法外な値段を吹っかけるということはないようです・・・たぶんですが・・・。<br />
相乗りした人よりも早く降りるときには、お礼の言葉を忘れずに！</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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            <title>クリスマスのクッキー　メロマカロナ</title>
            <description><![CDATA[<p>クリスマスが近づいたギリシャの町のパン屋さんやお菓子屋さんには、アーモンドがたっぷりと載った茶色のクッキーと、真っ白な粉砂糖で包まれた・・・一見、お饅頭のような・・・ぽってりとしたクッキーが並びます。ギリシャのクリスマス～新年の定番のお菓子、メロマカロナとクラビエデスです。</p>

<p>まずは、比較的簡単なアーモンドたっぷりのメロマカロナの作り方をご紹介します。このアーモンドは、クルミやピスタチオに替えてもOKです。生地の中にも、そして外にもアーモンドがふんだんに使われた香り豊かなクッキーです。</p>

<p>◆材料（約24個）<br />
★シロップ<br />
・砂糖・蜂蜜・・・各1/2カップ<br />
・水・・・3/4カップ<br />
・レモンの皮（好みで）・・・薄く削いだもの1cmｘ5cmぐらい<br />
・ブランデー（好みで）・・・大さじ１</p>

<p>★フィリング<br />
・アーモンド（またはクルミ、ピスタチオなど）・・・1カップ<br />
・シナモンパウダー・・・小さじ1/2</p>

<p>★生地<br />
A<br />
・薄力粉・・・２カップ<br />
・セモリナ粉・・・1/2カップ強<br />
・ベーキングパウダー・・・小さじ1<br />
・ベーキングソーダ（重曹）・・・小さじ1/4<br />
・シナモンパウダー・・・小さじ1<br />
・クローブパウダー・・・小さじ1/2<br />
・グラニュー糖・・・大さじ1</p>

<p>B<br />
・塩・・・ひとつまみ<br />
・オレンジの皮すりおろし・・・1個分<br />
・オレンジの絞り汁・・・1/2カップ<br />
・ブランデー・・・3/8カップ（75ml）<br />
・サラダオイル・・・1/2カップ<br />
・オリーブオイル・・・1/4カップ<br />
◆作り方<br />
１．シロップを作る。鍋に砂糖、蜂蜜、水、レモンの皮を入れ、中火にかける。<br />
２．かき混ぜながら加熱し、沸騰するまでに砂糖を完全に溶かす。3分ぐらい静かに煮、火から下ろして冷ます。好みでブランデーを加える。<br />
３．フィリングを作る。フードプロセッサーなどでアーモンドを細かく刻み、シナモンを合わせておく。アーモンドは細かくし過ぎて粉にならないよう注意する！<br />
４．生地を作る。Aの材料は合わせてふるっておく。<br />
５．ボウルにグラニュー糖、塩、オレンジの皮を入れてスプーンで潰し、香りを出す。オレンジの汁、ブランデー、油2種を加えてよくかき混ぜる。サラダオイルは癖のないもの・・・コーン油などが良い。<br />
６．粉類を加えスプーンでざっと混ぜ、途中から手で混ぜて柔らかくオイリーな生地を作る。もし必要なら小麦粉（分量外）を足すが、目安は手にくっつかなくなるぐらい。<br />
７．生地がまとまったら、20分ぐらい休ませる。<br />
８．オーブンは180度に予熱する。<br />
９．休ませた生地は油が滲み出るので、もう一度混ぜる。ピンポン玉ほどを手に取り、平たくしてフィリングをティースプーン一杯ほどのせて包む。閉じ目を下にし、少し平たい楕円形に形をととのえる。<br />
１０．天板にのせ、残りの生地も同様に成形する。フィリングは余るが、後で使うので取っておく。<br />
１１．オーブンに入れて約20分、少し色づくまで焼く。<br />
１２．焼き上がったメロマカロナはバットなどに並べ、冷ましてあったシロップを回しかける。少し置いてから裏返し、万遍なくシロップを吸わせる。<br />
メロマカロナがほとんどシロップを吸ってしまったら、残りのアーモンドをふりかけてまぶす。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_26.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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            <title>オリンピア遺跡</title>
            <description><![CDATA[<p>4年に一度開催されるスポーツの祭典、オリンピック。その発祥の地がギリシャのオリンピアです。現在でもオリンピック聖火は、ここにある古代オリンピア遺跡のヘラ神殿で点火されます。</p>

<p>オリンピアは、美しい山間にある人口1000人にも満たない小さな田舎町です。神話によると、この地は古くから「聖なる森アルティスの礼拝地」として知られていました。その後、クロノスの丘あたりにゼウス神の父クロノスの神域が建てられものの、ゼウスがクロノスに代わってオリンポス山の主神となると、ゼウス神の聖なる巡礼地としてよりいっそう栄えたのです。</p>

<p>オリンピア遺跡以外は、これといったものは何も存在しない、といってもいいこぢんまりとした町、オリンピアですが、おいしい家庭料理を出すタベルナなど、ゆっくりと散策したい町でもあります。</p>

<p>オリンピアの遺跡のなかのヘラ神殿は、ゼウスの妃ヘラを祭った神殿です。是紀元前7世紀のものでギリシャに残る神殿のなかで最も古いものです。この神殿から古典期芸術の傑作として有名なプラクシテレス作の「赤子のディオニソスをあやすヘルメス像」が発掘されたのです。現在は、遺跡に隣接されたオリンピア博物館に収められています。</p>

<p>オリンピア博物館の第8室がエルメスの部屋となっています。ここに「赤子のディオニソスをあやすヘルメス像」があるのです。ゼウスの使者ヘルメスが、嫉妬に狂ったゼウスの正妻ヘラからディオニソスを守るために、ニンフ(妖精)たちに届けようとする姿を描いたものです。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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            <title>ギリシャ正教修道士と礼拝</title>
            <description><![CDATA[<p>神の礼賛は、ギリシャ正教修道院の修道士の最も重要な務めです。それは神との対話です。修道士は日に6時間から7時間、日曜と祭日には11時間あまり、ひたすら祈り続けます。忍耐と献身、そして俗世界に対する忌避の念をもって黙想、断食をします。</p>

<p>修道士は全身全霊を込めてお勤めを果たします。工作、イコンの製作、農作業などに従事するのです。修道士のなかには、修道士になる前は大工であった者、庭師であった者など、さまざまな俗世の職業に就いていたものもいるのです。</p>

<p>彼らの勤めは、利益のためではありません。労働から得られる収入は、協会に寄付されたり、学校の運営資金に当てられます。社会的貢献を促すのに用いられることもあります。<br />
修道院と女子修道院はそれぞれ、共同体生活を監督する修道院長によって指揮、監督されています。公認の修道院は、コンスタンチノーブル(トルコのイスタンブール)の聡主教の直轄下に置かれます。一方、地方行政区の修道院は、それぞれ属する行政区の司教の管轄に置かれます。</p>

<p>ギリシャ正教の修道院での礼拝に加わると、聖職者席で祈る修道士の姿、お香の香り、壁やイコンに描かれた聖人の像を照らすろうそくの光、そしてドームの高みから下方を祝福しているキリストの像に自然と敬虔な気持ちになります。</p>

<p>ローマン・カトリックに代表される、「原罪論」とは、最初の人間であるアダムは食べてはいけないりんごを食べるという罪を犯しました。その罪を犯す、という行為がすべての人間に遺伝し、人間は生まれながらに罪人であるというものです。このような考えはギリシャ正教にはありません。ギリシャ正教では逆に、神は人間を善なるものと創造したとしているのです。</p>

<p>ローマン・カトリックでは、人間が神を知ることができないのはこの原罪のためであるとします。しかしギリシア正教では、神は人間が表現できる次元に存在しないから、知る知れないの話ではないとするのです。</p>

<p>どことなくほっとする、温かみのある厳かさ、ギリシャ正教の修道院を訪れるとそんな気持ちになるのも、その考え方ゆえかもしれません。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_24.html</link>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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        <item>
            <title>ギリシャ正教　修道士</title>
            <description><![CDATA[<p>北風が岩間を吹き抜ける冬、野生的で威風堂々とした光景を目にするとき、あるいは陽光溢れる春の日に、野生の花や潅木から発する芳しい匂いに包まれながらやさしく穏やかな景色を眺めるとき、人は、人間という存在のはかなさを感じ、自然の、そして神の、存在へと導かれるのかもしれません。</p>

<p>2007年はギリシャの人びとにとって自然の偉大さを改めて思い知らされた年だったといえるかもしれません。夏は異常気象といわれるほどの暑さで、しかも山火事が大きな惨事を引き起こしました。かと思うと、その同じ年の冬、アテネは異例な寒波に襲われました。メテオラは例年にない大雪で山道は閉鎖され、修道院への観光客の立ち入りができなくなりました。</p>

<p>雪の閉ざされたメテオラの頂上にうっすらと灯る光を見るとき、その厳かな・・・近寄りがたい聖域たる雰囲気がいっそう強まる気がしてなりません。</p>

<p>世を捨てた苦行者は岩の頂で祈るとき、霊的恍惚感に満たされるのでしょうか。そこでの厳しい暮らしに彼らを耐えさせるのも、その感覚があるからこそなのでしょうか。</p>

<p>世に背を向けた苦行者たちが初めてギリシャのメテオラにやってきたのは、3世紀の終わり頃です。人里離れた洞窟や洞穴に住み、祈りの生涯を送りました。彼らの多くは一人、孤独に荒野で過ごしましたが、なかには修道院に入る者もいました。他の修道院との共同生活のなかでともに礼拝に加わり、祈ったのです。修道士たちの生活の中心は修道院内に建てられたカソリコンと呼ばれる教会堂です。ここで正典にのっとった礼拝を行ったのです。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_23.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:48 +0900</pubDate>
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            <title>メテオラ奇岩群誕生秘話</title>
            <description><![CDATA[<p>「メテオラ」とは、「空中に吊り上げられた」という意味です。実際、朝もやが立ち込めるなか、ふと空を見上げたときに目に入ってくるその光景は、まさに「空中に浮かんでいる」というのがぴったりです。でも、いったいどうしてこのような奇岩群が誕生したのでしょうか?　実は、今もって定かではありません。代表的な説は、水の浸食作用か風食作用によるものということです。大昔、この地帯は湖だった、という前提による説です。しかしこの前提にはしばしば疑問視する声があります。というのも、紀元前後にギリシャを旅して回り、紀行文を残しているストラボンとリビイは、現在のメテオラ周辺の地理についてもきちんと書き記しているにもかかわらず、いずれもこの奇岩群についてはまったく触れていないのです。ということはこの時代にはまだ、この奇岩群は出現していなかったということでしょうか？</p>

<p>もうひとつ、これは神話の世界での話ですが、「あるときゼウス神が天界から投げつけた岩石がここに残ってしまった」、という説もあります。</p>

<p>「メテオロス」が元来、ギリシャ語で「浮遊している、空中に浮いている」という意味の形容詞であるのに対し、現代語「メテオロ」が、「隕石、空中から落ちてきた物体」もしくは「雷や雨などの大気現象」という意味を示す名詞です。</p>

<p>風化や水の浸食によって残ったとする自然現象によるのか、それともゼウスが怒りにまかせて投げつけたのか、いずれにしてもメテオラの奇岩が地上から浮いてみえる感じをうまく言い当てているように感じられます。でも・・・朝もやにぼ～っと突き出たその姿を見るとき、どうしてもゼウス神の作用による説を信じたくなってしまいます。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_22.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>ギリシャ正教</title>
            <description><![CDATA[<p>ギリシャの都市に限らず、小さな町や村を散策していると、よく目にするのがギリシャ正教の聖職者の姿です。教会周辺だけでなく、市場やカフェニオンでもその姿を見かけます。</p>

<p>頭から足まで黒い衣服をまとっていることから意外に目につくのです。頭には、コックさんがかぶっているような形の黒い帽子をかぶっています。黒い衣服は着物に似た長いもので「ラーソ」といいます。</p>

<p>正教・・・オーソドックス・・・という教会名が物語るように、同じキリスト教旧経のローマン・カトリックが新しい教理を加えて、柔軟に現代社会に対応していったのに対し、ギリシャ正教は初期キリスト教からの教理と伝統を忠実に路襲します。そのため現代社会にありながらも、現代の流れのすべてには妥協しない神の世界を正統に守ろうとします。異教徒には理解しがたいものがある反面、その厳かな空気には一種の畏れさえ感じられます。</p>

<p>ギリシャ正教の修道院を訪れる場合は、たとえ観光客であれ、短パンや短いスカートは禁止です。ろうそくの火が灯り、多くのイコンやフレスコ画で飾られた教会堂に入ると、そこはまさに中世に逆戻りしたかのような錯覚を覚えます。教会の建築様式も西欧のゴシック様式とは異なり、円形ドーム型です。敬虔な温かさを感じさせます。オルガンを用いず、肉声だけで歌われるビザンテッィン聖歌や香を焚いて行われる礼拝は、どことなく東洋的な雰囲気をかもし出し、懐かしさすら覚えます。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_21.html</link>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>メテオラの冬</title>
            <description><![CDATA[<p>ユネスコの複合遺産に指定されているギリシャのメテオラ。ギリシャ本土のほぼ中央、2000m級の山々が連なるピンドス山脈から流れるピニオス川(古代名ペーネイオス)がテッサリア平原に達するところに突如姿を現す奇岩群、それがメテオラです。低いもので20～30m、高いものでは400mにもなる岩の塔・・・それだけでも人びとの目を惹きつけてやまないのに、なんと、その奇岩の頂上に修道院が建っているのです。しかもそこでは、全盛期と比べればはるかに数は減ったものの、この現在においても修道士、修道女が共同生活を営んでいるのです。</p>

<p>メテオラは、ユネスコ世界遺産登録以来、シーズン中には1日およそ2000人もの観光客が訪れるギリシャきっての観光地です。しかしそこには今も厳かな空気が立ちこめ、そこが、世俗から切り離された、いや世俗を切り離した、いうほうが正しいであろう、聖域であることを実感します。</p>

<p>夏の観光シーズンが去った初秋、最初の霧が巨岩の上部を覆います。その後に訪れる凍てつく冬の夜、下界から眺めるメテオラはまるで他界のように見えます。メテオラの麓の村、カランパカから空中を見上げると、恐ろしいほどの厳かな冬空にぽつり、ぽつりと、修道院の小窓から漏れ来る小さなともし火の明かりが中に浮いているのです。ここにはまだ人が住んでいるというメッセ0時でしょうか・・・なんともいえない感覚で包まれます。</p>

<p>2007年夏、ギリシャは大変な暑さとともに大きな山火事という惨事に見舞われました。ところがその同じ年の冬、今度は例年にないほどの大雪に見舞われたのです。メテオラでは、雪のため山道が閉鎖、修道院の観光も閉鎖されるという異例の事態が発生しました。<br />
麓のカランパカではクリスマスの鮮やかなイルミネーションが輝くなか、巨岩の頂上は、そんな世俗のきらびやかさを超越するようにひっそりとした厳粛さを崩しません。それをさらに雪が覆い、人びとの接近を拒むかのようです。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_20.html</link>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>ギリシャ風煮込み　スティファド</title>
            <description><![CDATA[<p>ギリシャ料理にトマトは欠かせません。牛肉をとろとろになるまでパスタと一緒に煮込んだり、ミートボールや豆を煮込んだり、ととにかくトマトベースの煮込み料理がギリシャの・・・特に冬の食卓にはよく登場します。</p>

<p>そしてもうひとつ、ギリシャの煮込み料理でそのおいしさを再発見したものとして、玉ネギがあります。小玉ネギというのでしょうか、日本でも最近見かけるようになりましたが、ちょうどゴルフボールか、ピンポン玉ほどの小さな玉ネギを丸ごと煮込むことでその甘さが十分に引き出され、トマトの酸味と実にマッチするのです。</p>

<p>では、ひとつ、日本での手に入る食材で楽しめるギリシャ風煮込み料理、「スティファド」のレシピをご紹介します。牛肩肉(ギリシャ語で　オモプラティ)を使い、とろとろになるまで煮込むと実においしいですが、牛のモモ肉でもかまいません。実際、あるタベルナ(ギリシャ料理を出すレストラン)では、豚のもも肉を使っていました。でもじっくりと煮込むことで味がよくしみこみ、肉のおいしさが引き立ちます。いろいろにアレンジしてみてはどうでしょう？</p>

<p>スティファド(ギリシャ風煮込み料理)</p>

<p>◆材料(4～5人分)<br />
・牛肩肉・・・500g(モモ肉でも可)<br />
・小玉ネギ・・・1.5kg<br />
・トマトピューレ・・・400g(トマトの濃縮ソースを適度に伸ばしてもいい。負ければ完熟トマトを細かく刻んで裏ごししてもOK！)<br />
・ニンニク・・・1片<br />
・月桂樹の葉・・・2枚<br />
・シナモン(シナモンスティック)・・・1本(なかれば粉状でもOK！)<br />
・塩・・・適量<br />
・粒こしょう・・適量(できれば挽く前の実・・・正露丸のような？丸い実)<br />
・ワインビネガー・・・大さじ２<br />
・オリーブオイル・・・180ｇ</p>

<p>◆作り方<br />
１．肉は一口大に切り、小玉ネギは皮をむいておく。<br />
２．厚手のなべにオリーブオイルを入れて、肉を強火で焼く。焦げ目が付くくらいこんがりと焼くとおいしい。<br />
３．2のなべに玉ネギを入れる。<br />
４．材料がひたひたにかぶるくらいの水を入れる。塩、粒こしょう、ニンニク(粗みじん)、月桂樹の葉、オリーブオイル、トマトピューレ、シナモンを入れて中火で2時間ほどとろとろと煮込む。水気がなくなり、とろみがついてくるまでじっくりと煮込む。<br />
５．煮あがったら、仕上げにワインビネガーを入れる。<br />
６．月桂樹の葉とシナモンスティックを取り出す・・・入れっぱなしにすると苦味が出る。</p>

<p>＊この煮込み料理をメインとして、前菜にはティロピタ(チーズパイ)やチーズオムレツなどがおいしいです。時間さえかければ誰にでもおいしくできます。是非、トライしてみてください。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>ギリシャのクリスマス</title>
            <description><![CDATA[<p>ギリシャは、キリスト正教徒が国民の90パーセントを占める国です。またキリスト正教は国の宗教でもあることから、クリスマスの盛況ぶりは日本とは比較にならないほどです。アテネのシンタグマ広場には大きなツリーが飾られます。華やかな光を撒き散らし、メリーゴーランドが回っています。このメリーゴーランドは無料であることから、小さな子どもからカップルまでこぞって楽しみます。また、街のお店のウィンドーはクリスマスの飾り付けで、それはそれはきれいです。</p>

<p>日本では12月25日が終わると、さっさとツリーを片付け、早々にお正月モードに入りますよね。でも、ギリシャでは新年が明け、1月16日まではまだまだクリスマスモードが続きます。クリスマスの「ｘmas」とはΧΡΙΣΤΟΣ（フリストス）・・・ギリシャ語のキリストを意味する言葉から来ています。</p>

<p>地中海の燦燦と輝くイメージが強いギリシャですが、冬はあります。日本ほど寒くはありませんし、乾燥しているのでじわ～っと凍みてくるような冷たさはありません。それでも、この時期、熱々の焼き栗やとうもろこしの屋台が路上に出て、なんとも香ばしい匂いを漂わせます。クリスマスイブの夜、シンタグマ広場からオモニア広場までは地下鉄で一駅ですが、歩いてでも20分ほどです。夜でも十分に明るく、まるで歩行者天国の様です。辺りを、出店を見ながら散策するのもまた楽しい思い出になります。</p>

<p>アテネのへそとも言われるシンタグマ広場に対し、オモニア広場はどちらかというと庶民くささが残る感じです。<br />
下町的で・・・ちょっぴりいかがわしい感じもしますが、ギリシャの庶民生活を垣間見ることができます。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ギリシャ（２）</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>レンズマメのスープ</title>
            <description><![CDATA[<p>ギリシャの家庭では、豆料理をよく作ります。なかでもレンズマメという・・・なんとなく、日本の小豆に似た豆を使ったスープは、寒い冬などの身体を芯から温めてくれます。ファケス・スパと呼ばれるスープで、味も見かけもまさに小豆スープという感じです。レンズマメは、レンティル豆、ヒラマメとも世慣れ、ひらべったくて茶色の小さな豆です。インドやトルコで多く生産され、エジプトなどでもスープにして食べられます。栄養価が高く、ミネラル、ビタミンが豊富です。鉄分とリンが豊富に含まれていることから女性の貧血にもってこいの食べ物です。この豆は形がコインに似ていることからお金持ちになれるということでイタリアでは大晦日に食べる・・・日本の年越しそばのみたいです・・・ことが多いようです。</p>

<p>小粒の豆なので水につけてもどすといった手間が要らず、簡単に、思いついたときに調理できるのも嬉しいです。簡単にできるレシピをご紹介します。</p>

<p>ファケス・スパ(レンズマメのスープ)<br />
◆材料(6人分)<br />
・レンズ豆・・・５００ｇ<br />
・オリーブ油・・・１カップ<br />
・トマトピューレ(なければ、トマトを乱切りにしてもOK)・・・６００ｇ<br />
・ニンニク・・・４片<br />
・玉ネギ・・・２個<br />
・ニンジン・・・2本<br />
・月桂樹の葉（別名ローリエ　ギリシャ語ではダフニ）・・・2枚<br />
・塩・コショウ・パプリカ・・・適量<br />
・ワインビネガー</p>

<p>◆作り方<br />
１．レンズ豆を洗い、たっぷりの水に入れ、ゆでる。<br />
２．ニンニク、玉ネギは薄切りにし、ニンジンは輪切りに切っておく。<br />
３．１０分位豆をゆでたら1度お湯を捨てて豆をざるにあげ、新しい水１．５リットルの中に豆を入れてまた火にかける。<br />
４．２の切った野菜と月桂樹の葉を鍋に入れる。<br />
５．沸騰したら、トマトピューレとオリーブ油、パプリカを入れる。<br />
６．弱火で1時間弱煮て、最後に塩・コショウを入れて味を調える。<br />
７．月桂樹の葉は取り出す。入れっぱなしにすると苦味がでます。<br />
８．食卓で、お好みでワインビネガーをかけて頂く。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_17.html</link>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>オレンジの街路樹</title>
            <description><![CDATA[<p>アテネはもちろん、メテオラで有名なカランパカ、デルフィの神託で有名なデルフィ、オリンピック発祥の地、アクロポリスなど、地方の町でも、ギリシャの街路樹としていたるところで見かけるのがオレンジの木です。冬の木枯らしが吹くなか(真夏のイメージがあるギリシャでも冬はやはり寒いのです！)、オレンジ色の街路樹を見ると、ああ、やっぱりここはギリシャなんだなあ、と感慨深く感じます。しかしこのオレンジ、実はネラジア(ビター・オレンジ)という種類で、一般に食べられるオレンジ「ポストカリ」とは別のものです。どちらかというと、ゆずのような感じといったらいでしょうか。とても生で食べられるようなものではなく、超すっぱく、渋柿のような渋みがあるのです。でも風味は抜群で、マーマレードなどのジャムやお菓子に使ったりします。ピクルスや、日本でいう白菜の塩漬けなどに皮を刻んで入れるととても良い香りがします。ギリシャに長く在住している日本人の女性は、これをバスタブに浮かべてゆず湯のようにするととてもいい、といいます。</p>

<p>あくまでこれは観賞用ということでしょうか。確かに・・・甘くておいしかったら、みんなとられてしまいますよね。聞くところによると、このネラジアの実を取りたがるのは、日本人観光客が多いとのことです。</p>

<p>このネラジアには戦争中の逸話があります。ドイツ軍がギリシャに侵入してきたときに、このネラジアをオレンジと勘違いして喜び勇んで食べるのを、ギリシャの街の人たちはくすくす笑いながら見ていたということです。</p>

<p>さぞかし当時のドイツ兵たちは顔をゆがませたことでしょう。現在では、日本人観光客がきっとホテルで顔をゆがませているのかもしれませんね。</p>]]></description>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>シーフード</title>
            <description><![CDATA[<p>燦燦と太陽が降り注ぐ夏のギリシャも素敵ですが、冬のエーゲ海にはまた違った魅力があります。エーゲ海の海の幸が抜群においしくなるのです。ギリシャでは、アポクリエス(カーニバル)が終わり、カサラ・デフテラ(聖灰月曜日)から復活祭の4月8日までは、お肉断ちの期間となります。動物系の食べ物や、血の出る魚は食卓から姿を消します。でも血の出ないシーフード、つまりタコやイカ、エビはOKで、しかもこの時期、これらの魚介がおいしさを増すことからみんな、こぞって食べます。</p>

<p>味付けはきわめてシンプル!　炭火焼き(スタ・カルブナ)が一番です。それに塩をお好みで振り掛けます。これも素材が良いからこそです。ギリシャ料理を出すレストランを、タベルナといいますが、シーフードレストランを特に、プサロタベルナといいます。</p>

<p>ちなみに、エビはギリシャ語でガリーダ、ロブスターはアスタコス、タコはフタポディ、イカはカラマリです。タコといえば、サロニコス諸島のひとつ、エギナ島が有名です。エギナ島はピスタチオでも有名ですが、メインストリートを行くと、新鮮な魚介を売る市場があります。香ばしい匂いに誘われ路地に足を踏み入れると・・・タコが真っ赤に焼けているのです!　そのままレモンをぎゅっとしぼっても最高ですし、オリーブオイルとオレガノをかけたり、マリネもいけますよ!　イカはフライにしてレモン汁をたっぷりかけていただきます。</p>

<p>キドーニャというアサリに似た貝は、生でいただくこともあります。キドーニャは、塩水で砂出しをしてにんにくとねぎ、白ワイン、塩コショウ、最後に風味付けにバターを加えるとおいしいスープになります。もともと生でもokの貝ですから、火を入れすぎて硬くならないように要注意です。</p>

<p>シーフードには、ギリシャの地酒、ウゾが合います。</p>

<p>エギナ島へは、アテネから近い港、ピレウス港からクルーズ船で45分ほどです。</p>]]></description>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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            <title>アイソポス</title>
            <description><![CDATA[<p>「アリとキリギリス」、「北風と太陽」、「田舎のネズミと街のネズミ」・・・といえば、そう、世界中で読まれている寓話、イソップ物語です。「イソップ」はギリシャ語で「アイソポス」といいます。実は、イソップ物語の作者、イソップは、ギリシャ出身です。紀元前6世紀の人というから驚きです。現在のブルガリアとトルコの国境あたりにあたる北ギリシャのトラキア地方出身である、とか、トルコ領近くのサモス島の奴隷だった、などさまざまなエピソードがあります。彼の生涯や物語テキストもいろいろに伝えられています。醜い容姿で小男だった、口が利けなかった、足が曲がって不自由だった、とも言われています。共通するのは、外面的に恵まれなった分、知恵と洞察力、話術の才能に恵まれていた、ということです。これは彼の物語を読むと納得できますよね。知恵ゆえに奴隷の身から解放されたものの、最後は、デルフィの神託(神のお告げ)によって、死刑に処されたといいます。彼の才能をねたんだ、あるいは恐れた人の策略だったのかもしれません。</p>

<p>イソップ物語は、紀元前からいろいろな人びとによって編纂されてきましたが、彼のギリシャ語による原本は失われてしまいました。現在知られるものだけでも３００話以上あります。動物が登場するものが多く、短い訓話が添えられています。イソップ物語に、さまざまな伝承が追加されて、含まれているといわれます。</p>

<p>教訓的な内容のため、小学校などで取り上げれらることが多いですが、何より、動物が多く登場することが子どもたちに人気の理由だと思います。</p>]]></description>
            <link>http://www.grufz-clan.com/cat52/post_14.html</link>
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            <pubDate>Sun, 11 Mar 2012 07:25:47 +0900</pubDate>
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